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中医学基礎講座と薬草

こんにちは!

「漢方であなたを元気に!」の酒見です。

本年もよろしくお願いいたします。

寒くなりましたね。本格的な冬の到来。

インフルエンザも流行り始め、子供さんに多い手足口病やマイコプラズマ肺炎も気を付けなければなりませんね。

子供さんだけが罹患するわけではなく大人も感染することがありますので油断はできません。

私事ですが、娘が通っていた幼稚園で、当時流行していた手足口病に私自身が罹患してしまい、ものすごーく酷い症状に苦しめられたことがあります。

半世紀近く前の経験です。

ウイルスによって感染発症するので、特効薬はありません。

今なら板藍茶で対処できたかもしれません。

 

さて、今月の中医学と薬草講座では冬の季節の特徴と五臓の関係を

中国医学の「陰陽五行説」に基づき、腎を養う補腎」について説明しました。

中国医学でいうという概念は、単に腎臓や膀胱などの臓器だけをさしているのではなく、生命力そのものをいいます。

腎とは植物に例えると根にあたります。

人体では腎臓・膀胱のほか生殖器・骨や歯・血液のもとを造る骨髄・脊髄・脳はすべて腎。範囲が広いですね。


クコの花(左)とクコの実(右)

夏に紫色の小さな花を咲かせ、秋には真っ赤な実がたくさんつきます。

この実が枸杞子(くこし)という有名な生薬で、漢方処方に、薬膳料理に使われます。血液を養い、肝臓の血流をよくして目を明らかにする働きがあります。

中国医学では「肝は目に開竅する」といって、目の不調は肝を養うことを大事にします。


シカの角

シカの角はオス鹿にだけ生えます。

毎年春に生え始め、秋には自然に抜け落ち、翌年に生える角は突起が増えるので、左の画像は4~5歳ぐらいのオス鹿のものでしょう。

春の生え始めは血流が盛んで、触ると暖かいそうです。

その時期の若い角は「鹿茸(ろくじょう)」という生薬として

秋の血流が止まった角は「鹿角(ろっかく)」という生薬として、どちらも腎(じん・生命力)を養う補腎薬になります。

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2025年1休業日

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中国医学研修会のため臨時休業いたします。

 

 

 

イベント

   

リンパマッサージ体験

 実施日:(火)

 時間:14:00~16:00

 お一人様20分/500円

※実施日が火曜日に変わりました。

  

中医学基礎/薬草講座

  2025年

 実施日:2月27日(木)

  時間:13:30p.m.~

    参加費:1,000円  

  

※ 中国医学の基礎的な理論と季節の身近な野草(薬草)について知識を深め、さらに季節の特徴を加味した養生粥を作って食します。

 

※上記の参加費は災害被災地に義援金として寄付しています。 

昨年度分は能登半島地震被災地に日本赤十字社を通じて送金いたしました。