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身近な野草たち


こんにちは!

「漢方であなたを元気に!」の酒見です。

今年は暑さが厳しかったからでしょうか、花の咲く時期も少しずれているようです。

上の野草はキンミズヒキ。可憐な黄色い花が目を引きます。

花が終わると右のような実がつきます。これが人や動物の体にくっついて運ばれることによって繁殖範囲を広げるのです。いわゆる「ひっつきぼ」ですね。

この根は止血に利用されます。

イタドリの花です。

早春の野に、ツクシと同じぐらいの時期に赤み帯びた若い芽がシュッと伸びます。その芽を手でポキッと折り取り、外皮を剥いて食べたり、さっとゆでて酢味噌和えなどで楽しむことができます。

スイバと同じように酸味があり、別名をすかんぽと呼ぶ地方もあるそうです。

秋になると、春とは似ても似つかない姿になります。

この根を「虎杖根(こじょうこん)」といいます。古人は足腰の弱りを防ぐのに役立てたのでしょう。

 


カラタチバナのようです。

あまり自信はないのですが・・。

別名「百両」というのがこれのこと。

一両=アリドオシ

十両=ヤブコウジ

千両=センリョウ

万両=マンリョウ

億両=ツルシキミ

どれも赤い実のなる木本です。

縁起がいいと考えられているのでしょうね。


チャの木に花が咲いていました。

ツバキ科の樹木らしく、ツバキや山茶花と同じ花形で直径3センチぐらいでしょうか。

「夏も近づく八十八夜~♪」と歌われたように、初夏の若い芽を摘んで蒸して新茶が作られるのですね。

今の時期は葉が硬くて利用はできませんが、花はかわいいです。

虫が花粉を求めてやってくるのでしょう。メジロもくるのかな?

ツバキや山茶花の花の近くではメジロのさえずりが聞こえてきます。


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