こんにちは!「漢方であなたを元気に!」の酒見です。
庭にフキノトウが顔を出していました!
「えっ⁉ もうそんな季節⁉」
1月初めの大雪からひと月足らず。フキノトウを見ると、春が来たなーと実感します。
天ぷらにしたり、フキみそをこしらえたり、独特の香りと苦味に舌鼓。季節の恵みに感謝です。
こうしてフキは新芽だけでなく、茎や葉を食用にりようしますが、生薬辞典によれば根茎は打撲傷の痛みをとるのに役立つそうです。生薬名を蜂斗菜(ほうとさい)といいます。
オオイヌノフグリも可憐な花を咲かせていました。よく見ると、花弁の色も大きさも均一ではありませんね。
花弁にある青いスジは虫に蜜のありかを知らせているのでしょう。
どこにでも普通にみられるこの草も薬草としての働きがあるようです。
生薬名は腎子草(じんしそう)。睾丸の腫れを鎮めるとのこと。
気の毒な名前だと思いますが、妙に納得です。
ムラサキケマン。早春の野にいち早く季節を告げるケシ科の野草です。
ケマンは装飾用の仏具、華鬘に由来します。花の姿が華鬘の模様のように見えるからということのようです。
今年は春の花の開く時期が少し早いような気がします。
おなじみのヨモギですね。
草餅を作るには、これくらいの時期の中心部、新芽の部分を摘むとアクが少なく、しかも柔らかいです。
そのまま天ぷらにしてもいいですね。
子どものころ、転んで膝をすりむいたりした時にはこの葉を摘んでつぶした汁をつけて、止血しました。
誰に教わったんだろう?
現代ほど薬の種類が多くない時代にはこうした身近な植物を食用に、薬用に利用するのが一般的でした。
生薬名は艾葉(がいよう)。「艾」はお灸に使うモグサです。
ヨモギの葉の裏側には白い毛がたくさんついています。この白い毛を集めたものがモグサになるのです。
上の2枚はテイカカズラの種です。この白い毛が朝日を浴びて輝いていました。
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●中医学基礎/薬草講座
2025年
実施日:1月16日(木)
時間:13:30p.m.~
参加費:1,000円
※ 中国医学の基礎的な理論と季節の身近な野草(薬草)について知識を深め、さらに季節の特徴を加味した養生粥を作って食します。
※上記の参加費は災害被災地に義援金として寄付しています。
昨年度分は能登半島地震被災地に日本赤十字社を通じて送金いたしました。