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どこから?PartⅡ

いきなりグロテスクな画像ですみません。

筑波山のガマの油の口上で知られる「ヒキガエル」です。

デカい‼

上のメジャーでサイズが分かると思います。体調10㎝はありますね。

自宅の庭のゴムマットの下でお休み中でした。

これはおよそ3か月ほど前の画像で、今はすでに繁殖のための旅に出たようで、ゴムマットの下は空き家になっています。

前回のモンシロチョウが飛び出してきたときと同じぐらいびっくりして、思わず「あらまぁ!」と、声が出てしまいました。

ヒキガエルの実物を初めて見たのです。

このときも「あなたいったいどこからきたの?」という気持ちでした。

ヒキガエルは人間のいない山の中で暮らしているものだという先入観を持っていたので、こんな住宅地の庭に、どこからどうやってきたのだろ・・・不思議です。

 

私が10数年前から参加している「三国丘陵の自然を楽しむ会」の会報に、薬草の原稿を投稿しているのですが、今回は薬草講座ならぬ「薬蛙講座」を投稿しました。

その内容をかいつまんでご紹介します。

 

ヒキガエルは耳の後ろにある分泌腺と体にあるイボから毒液を出します。ヒキガエルのオタマジャクシにも毒があるんです。

捕食されないための防御策ですが、ヤマカガシというヘビにはこの毒は通用しないようです。

ヤマカガシです。

赤と黒の市松模様が特徴で、わりと普通に見かける比較的おとなしいヘビです。

昔は毒をもたないと思われていましたが、じつはマムシやハブより強い毒をもっていることが判っています。

それも2種類!

獲物に咬みついたときに口の奥の牙から分泌する毒と、ヒキガエルを捕食し、その毒を耳の後ろの頸腺に蓄えていて、危険を察知したときの防御に用いているらしいのです。

 

さて、ヒキガエルの分泌液である毒成分には強心作用があり、血圧上昇や鎮痛作用、局所麻酔、咳止めなどの働きがあるのです。

もちろん、薬用として使用するには毒を弱めるための充分な加工をしなければなりません。

生薬名をセンソといい、動悸・息切れ・気つけに~~♪のテレビCMで知られる製品に配合されているんですよ。

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イベント

   

リンパマッサージ体験

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 時間:14:00~16:00

 お一人様20分/500円

※実施日が火曜日に変わりました。

  

中医学基礎/薬草講座

  2025年

 実施日:1月16日(木)

  時間:13:30p.m.~

    参加費:1,000円  

  

※ 中国医学の基礎的な理論と季節の身近な野草(薬草)について知識を深め、さらに季節の特徴を加味した養生粥を作って食します。

 

※上記の参加費は災害被災地に義援金として寄付しています。 

昨年度分は能登半島地震被災地に日本赤十字社を通じて送金いたしました。